CBDオイルの購入を迷っている方の多くは、CBDオイルをとるといわゆる「キマる」状態になるのではないかと心配があります。
CBDオイルはマリファナと同じ大麻が原料になっていることから、その不安がぬぐえないのだと思います。
まず結論から CBDオイルを使ってもキマることはありません。
正しく商品を選べば法に触れることもないし、どちらかというとリラックスできる効果があります。
ここでは、なぜCBDオイルを使ってもキマることがないのか、どのようにCBDオイルを選べば安心なのか紹介します。
CBDを知る前に、大麻を知っておく
大麻(麻)は古くから、しめ縄や神事に使われてきた植物で、日本だけでなくヨーロッパ、アジアと広く使用されていました。
1925年に国際条約が結ばれ、世界的に大麻も違法薬物という位置づけになり、流通販売に制限がされたのです。
そのため大麻と聞くと「違法薬物」というイメージが根付いています。
原料の場所により異なる
「大麻取締法」では、原料の部位によって規制されるものとされないものがあります。
第1条で
大麻草の成熟した茎と種子由来の製品には規制がない
成熟した茎と種子ではない箇所(主に葉と花)の製品を規制しています。
葉はいわゆる違法薬物になります。
第1条
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
ですので、成熟した茎と種子から抽出したCBDオイルは問題はなく、日本国内に持ち込むことも、使用することも認められているのです。
THCという成分
主に大麻草の葉で作る違法薬物にはTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分が含まれます。
精神的に強く働きかける作用があり、いわゆる「キマる」成分です。
CBDという成分
CBDオイルの主成分で、カンナビジオールといいます。
CBDは現在研究が進んでいるのですが、WHO(世界保険機関)の見解で安全性を認めています。
乱用傾向の実験モデルで、CBD は、条件づけられた薬物処置区画の嗜好性あるいは脳内自己刺激にほ とんど影響を与えないように思われる。動物用医薬品における CBD 弁別モデルでは、THC 代用となることに失敗した。ヒトにおいて CBD は、乱用あるいは依存可能性を示唆する作用を示さない。
大麻が原料になっているだけで、どうしてもヤバイ!と思ってしまうから、CBDオイルが心配になっている人が多いのです。
CBDオイルにはTHCという成分がないのでキマる作用はないので安心してください。
CBDオイルを使用するメリット

- ストレス緩和
- 疲労緩和
- 睡眠の質を高める
こういったメリットがあると言われています。
まだ研究が始まったばかりで安全性以外の、効果効能については、これから研究機関が解明してくると思います。
安全なCBDオイルの選び方
安全といっても、CBDオイルの入手方法や購入ルートは気をつけましょう。
海外ではTHCを含むCBDオイルも販売されているため、個人輸入やお土産で持ち込む方もいます。
そのような個人輸入から購入することは避けましょう。
THC成分は持っているだけで違法になります。
ちなみに、CBDオイルは大麻草が原料なので、日本国内で生産しつくる会社がありません。
正式に輸入している会社の商品を買う
麻薬取締法を管轄する厚生労働省の輸入部門の方に電話で聞いてみました。
輸入している会社には以下の3つを準備するように指導しているそうです。
- 大麻の成熟した茎または種子を使用している証明書
- 原材料が成熟した大麻草の種子または茎で作っている写真と行程表
- THCを分析して検出されないことの証明書
これらを、輸入の都度、製造ロットごとに準備する必要があるという回答でした。
この指導のもとに輸入している会社が安心です。
ちなみに「エリクシノール」は、伊勢丹を始めBiople by CosmeKitchenなどに商品を展開しているので、不安な方はおすすめのメーカーです。
CBDオイルではキマらない
結論ですけど、CBDオイルでキマる事はありません。
もちろん、CBDオイルの含有量によって、摂りすぎはよくないのかもしれませんが、キマる成分THCが含まれるCBDオイルは輸入されることはありません。
信頼できるお店、メーカーの商品を購入すれば安心です。
- CBDオイルでキマる事はない
- 依存性の高いTHCは日本では違法だから注意する
- 「THCを含まない」証明をしないと正式には輸入できない
- 個人輸入で買う場合は検査してない可能性もあり、気を付けること
CBDの効果効能はこちらを参考に